橋梁の基礎

景観設計の考え方|橋の美しさは周辺との調和から生まれる

橋にも「美しさ」が求められます。橋自体の美しさ、周辺環境との調和、地域性という3つの視点から景観設計の考え方を解説。芸術と工学の中間に位置する橋のデザインの独自性や、土木学会デザイン賞を受賞した紀勢宮川橋の事例も紹介します。
橋梁の基礎

疲労設計の考え方|繰り返し荷重が橋を疲れさせる

橋にも「疲労」があります。繰り返しの荷重で進行する疲労破壊のメカニズム、応力と寿命の関係を示すS-N曲線、亀裂が発生しやすい継手部への配慮や検査性の重要性まで、橋を長く安全に使うための疲労設計の考え方を解説します。
橋梁の基礎

耐風設計の考え方|風から橋を守る2つの視点

橋を風から守る「耐風設計」を解説します。静的作用と動的作用という2つの視点に加え、渦励振・ギャロッピング・フラッターといった振動現象、そしてタコマナローズ橋の崩落事故から得られた教訓まで、橋と風の関係をやさしく紹介します。
橋梁の基礎

耐震設計の考え方|地震に強い橋を造るための3つの考え方

はじめに日本は地震大国です。橋を設計するうえで、地震への備えは避けて通れないテーマです。大きな地震が発生したとき、橋が崩壊してしまえば、人命に関わるだけでなく、復旧や救援の道も断たれてしまいます。そのため、日本の橋づくりでは、地震に対する設...
橋梁の基礎

下部構造の設計|基礎・橋台・橋脚を支える縁の下の力持ち

はじめに橋というと、私たちはつい、目に見える桁やアーチといった上の部分に目を向けがちです。しかし、橋を支えているのは、地面に近い場所にある「下部構造(かぶこうぞう)」です。下部構造は、橋を地盤にしっかりと根付かせ、上を通る車や人の重さを最終...
橋梁の基礎

鉄筋コンクリート部材の設計|コンクリートと鉄筋の役割分担

はじめに鉄筋コンクリート(RC)は、橋をはじめとする多くの構造物で使われている、代表的な材料です。コンクリートと鉄筋という、性質の異なる2つの材料を組み合わせることで、それぞれの長所を活かした構造が実現できます。では、鉄筋コンクリートででき...
橋梁の基礎

鋼部材の設計|部材のつなぎ方と座屈という現象

はじめに鋼でできた橋は、軽くて丈夫という優れた特徴を持っています。その鋼橋を設計するとき、設計者が特に気を配る点がいくつかあります。その代表が、部材同士を「どうつなぐか」という問題と、鋼ならではの「座屈(ざくつ)」という現象への対策です。鋼...
橋梁の基礎

曲げ部材の断面力と応力の関係|橋の桁の中で起きていること

はじめに橋を渡る車の重さは、橋の桁を曲げようとする力になります。この「曲げようとする力」を曲げモーメントと呼びます。橋の桁は、この曲げモーメントに耐えるように設計されています。では、曲げモーメントを受けた桁の内部では、いったい何が起きている...
橋梁の基礎

橋のモデル化と構造解析の3条件|橋の力をどう解き明かすか

はじめに橋を設計するには、橋にどのような力が働き、橋がどう変形するのかを、あらかじめ計算で知る必要があります。この計算を「構造解析(こうぞうかいせき)」と呼びます。橋は本来、複雑な立体的構造物です。それをそのまま計算するのは大変なので、計算...
橋梁の基礎

上部構造の設計|主桁をどう設計するかの考え方

はじめに橋を構成する部分は、大きく「上部構造」と「下部構造」に分けられます。上部構造は、人や車が通る部分とそれを支える桁などからなり、橋の主役とも言える部分です。橋の各部位については、以下の記事で整理しています。【橋の各部位を知ろう|上部構...