2026-05

橋梁の基礎

下部構造の設計|基礎・橋台・橋脚を支える縁の下の力持ち

はじめに橋というと、私たちはつい、目に見える桁やアーチといった上の部分に目を向けがちです。しかし、橋を支えているのは、地面に近い場所にある「下部構造(かぶこうぞう)」です。下部構造は、橋を地盤にしっかりと根付かせ、上を通る車や人の重さを最終...
橋梁の基礎

鉄筋コンクリート部材の設計|コンクリートと鉄筋の役割分担

はじめに鉄筋コンクリート(RC)は、橋をはじめとする多くの構造物で使われている、代表的な材料です。コンクリートと鉄筋という、性質の異なる2つの材料を組み合わせることで、それぞれの長所を活かした構造が実現できます。では、鉄筋コンクリートででき...
橋梁の基礎

鋼部材の設計|部材のつなぎ方と座屈という現象

はじめに鋼でできた橋は、軽くて丈夫という優れた特徴を持っています。その鋼橋を設計するとき、設計者が特に気を配る点がいくつかあります。その代表が、部材同士を「どうつなぐか」という問題と、鋼ならではの「座屈(ざくつ)」という現象への対策です。鋼...
橋梁の基礎

曲げ部材の断面力と応力の関係|橋の桁の中で起きていること

はじめに橋を渡る車の重さは、橋の桁を曲げようとする力になります。この「曲げようとする力」を曲げモーメントと呼びます。橋の桁は、この曲げモーメントに耐えるように設計されています。では、曲げモーメントを受けた桁の内部では、いったい何が起きている...
橋梁の基礎

橋のモデル化と構造解析の3条件|橋の力をどう解き明かすか

はじめに橋を設計するには、橋にどのような力が働き、橋がどう変形するのかを、あらかじめ計算で知る必要があります。この計算を「構造解析(こうぞうかいせき)」と呼びます。橋は本来、複雑な立体的構造物です。それをそのまま計算するのは大変なので、計算...
橋梁の基礎

上部構造の設計|主桁をどう設計するかの考え方

はじめに橋を構成する部分は、大きく「上部構造」と「下部構造」に分けられます。上部構造は、人や車が通る部分とそれを支える桁などからなり、橋の主役とも言える部分です。橋の各部位については、以下の記事で整理しています。【橋の各部位を知ろう|上部構...
橋梁の基礎

橋の性能を確保するための方法|安全性を確かめる2つの考え方

はじめに橋は、求められる性能をきちんと備えていなければなりません。なかでも安全性は、橋が果たすべき最も基本的な性能です。では、設計者は橋の安全性を、どのようにして確かめているのでしょうか。橋にかかる力に対して、橋が十分に耐えられるかどうか。...
橋梁の基礎

橋に期待される性能|橋に求められる6つの性能を解説

はじめに橋は、ただ架かっていればよいというものではありません。安全に通行できること、長く使えること、周囲の環境と調和していること。橋には、さまざまな「性能」が求められます。橋を一つの製品としてとらえると、設計者や施工者は、その品質と性能を保...
橋梁の基礎

橋で使用する材料|鋼・コンクリート・PC鋼材の特性を解説

はじめに橋(はし)を造るためには、適切な材料を選ぶことが欠かせません。材料が持つ強度や変形しやすさといった特性によって、橋の構造や形式、寿命までもが大きく左右されます。橋の設計では、使用する材料が「規格に従ったもの」であることが前提となりま...
橋梁の基礎

橋を設計するための荷重|種類・分類・組合せの考え方を解説

はじめに橋(はし)の設計では、橋に作用するさまざまな力を想定し、それに耐えられる構造を考えていきます。この「橋に作用する力」のことを、設計の世界では「荷重(かじゅう)」と呼びます。橋には、自重をはじめ、通行する車両の重さ、風の力、地震の揺れ...